東京都防災ガイドブック
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13②部屋の安全を点検しましょう(ア)転倒・落下・移動のおそれのある家具や家電製品を固定する。(イ)収納は、重いものは下へ、軽いものは上へ、扉は留め金で固定する。(ウ)ガラスの飛散防止用のフィルム等を貼る。(エ)飛散物で歩けなくなることも想定し、身近にスリッパ、運動靴、軍手などを用意する。(オ)出入り口は、いつも整理整頓しておく。③安否確認手段を複数決めておきましょう (詳しくは、23ぺージをご覧ください。)④日常備蓄を実践しましょう⑤自家用車の燃料はいつも満タンにしましょう(カ)高層階(概ね10階以上)では長周期地震動による家具類の転倒・落下・移動防止対策や、 大きくゆっくりとした揺れに対する対策を行う。区市町村では、「耐震診断や耐震補強」、「転倒防止器具のあっせんや取り付け」に関して、助成を行っている場合があります。区市町村の連絡先(代表)は、67ページをご覧ください。 大規模災害が発生した場合、自宅での避難生活が可能であれば在宅避難をしましょう。そのためには、避難生活に必要な食べ物や日用品を日頃から少し多めに備蓄しておく「日常備蓄」が有用です。備えるべき品目・数量については、各家庭の家族構成などに合わせましょう。(詳しくは、52ページをご覧ください。) 首都直下地震など、大規模な災害が発生したときは、必ず給油できるとは限りません。車をお持ちの方は3つの心得で災害に備えましょう。あなたの備えが命を守ります。(ア)災害が起きた時のことを常に意識する。(イ)災害時は必ず給油できるとは限らない。(ウ)給油はメーターが半分になる前に行う。

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