東京防災隣組第三回認定団体活動事例集
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はじめに未曾有の被害をもたらした東日本大震災の教訓を踏まえ、東京の防災力を向上するために、平成24年11月、都は5年ぶりに「東京都地域防災計画」を修正いたしました。首都直下地震に備え、災害に強いまちづくりを実現するためには、行政による「公助」のみならず、地域住民による「自助」「共助」の果たす役割がとりわけ重要です。こうしたことから、都は、大都市東京における共助の仕組みとして、地域において意欲的な防災活動を行う団体を「東京防災隣組」として認定し、その取組を広く社会に発信し、地域の防災活動の活性化を図っています。今般、43の団体を第三回東京防災隣組として認定いたしました。第一回、第二回と合わせて合計143の団体が東京防災隣組になりました。本事例集は、第三回認定団体の取組をまとめたもので、地域の町会が合同で行う大規模な防災訓練、住民同士の「顔の見える関係」を重視した組織づくりなど、様々な活動を紹介しています。本事例集により、都内各地で防災活動を行っている皆様の今後の取組の一助となれば幸いです。平成26年4月東京都総務局総合防災部─ 3 ─

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