むやみに移動せずその場にとどまろうとどまる目安は、救助・救命活動が優先される発災後3日間程度122なだれ帰宅困難になったら?発災後はむやみに移動せずその場にとどまろう発災後、移動しようとする多くの人で道路が埋まると、救急車や消防車が通れず、救助・救命活動の妨げになります。また、歩いて移動しているうちに余震にあう可能性や、混雑に巻き込まれて群衆雪崩にあうおそれもあります。発災後すぐに自宅に帰ろうとするのは危険です。発災後はむやみに移動せず、会社や学校など、安全な場所にとどまりましょう。すぐに帰れないことを想定して、事前に家族の安否確認の手段も準備しておくことが重要です。移動中・外出先で被災したら一時滞在施設にとどまろう出先で被災したとしても、あわてず帰宅を急がずに。駅や集客施設にいる場合は、まず施設内で安全確保できる場所に移動し、混乱が落ち着くのを待ちます。大規模地震の発生時は、買い物客等の行き場のない帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設が開設されるので、近くの施設へ向かいましょう。
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