○○❺プライバシーの確保に配慮を要する人140出典:岩手レインボー・ネットワーク「にじいろ防災ガイド」(2016)性的マイノリティの人たちの困り事の例○避難所で記入を求められた名簿に性別を選択する欄があり、戸籍の性別を書くべきか、性自認を書いてよいか考えてしまう。選択欄は精神的に苦痛。男女別に設置されたトイレ、更衣室、入浴施設は使えない。性自認や性別表現(見た目)に沿って利用しようとしたら、不審がられた。相談したいけれど、自分が性的マイノリティであることを理解したうえで相談に乗ってもらえるか不安。トランスジェンダー女性だが、女性相談を利用してよいかわからない。性的マイノリティの方々が望むことは人それぞれ性的マイノリティの人が望むことは、一人ひとり異なります。そもそも、自分が性的マイノリティ当事者であることを他者に知らせるかどうかは個人の選択です。支援等に関わる人たちの間で理解を広げることも大切です。
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