いまできる備え災害が起きたら被災後のくらし「東京防災」109、112 ページ避難前にはここをチェック!□ 水道の元栓を閉める□ ブレーカーを落とす□ ガスの元栓を閉める□ 安否メモを室内等に残す□ 伝言板・SNS で連絡する「東京防災」117 ページ155避難の判断、次は「自宅にとどまって生活ができる?」危険がないと判断したら、次は「自宅にとどまって、生活が続けられるか」を判断します。他人のサポートがなければ、自宅で生活できない状況かどうかを考え、不安がある場合は、避難所の利用を検討しましょう。災害発生後には、被害状況に応じて自治体が「応急危険度判定」を行い、建物の安全性を判断しますが、判定は発災後から数日以上経ってからになることもあります。また、避難する際には自宅のチェックも行いましょう。避難所は希望者全員が利用できるとは限らない災害が起きたら、避難所で過ごすしかないと思っていませんか? 避難所は自宅が全半壊するなど、在宅避難が不可能な人を優先して受け入れます。マンション居住者は、建物が無事であれば、エレベーターなど設備の故障があっても、避難所には受け入れられないケースもあります。避難所ではプライバシー確保が難しいため、自宅が無事ならそのまま自宅で生活を送る「在宅避難」が基本となります。また、状況が落ち着いたら被災していない遠方に避難するのもひとつの選択肢です。111 ページ
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