いまできる備え災害が起きたら被災後のくらし在宅避難での過ごし方157まずは、安心して過ごせるスペースを作ろう大地震の後は、倒れた家具や飛び散ったガラス、生活雑貨などで足の踏み場もない状態になります。自宅の片付けは、まずは安心して寝起きできるスペースを確保することから始めましょう。また、倒れた家具は、余震もあるので起こさないで倒したままにしておきましょう。割れた窓の応急処置をする割れてしまった窓は、窓枠から落ちそうな破片を取り除いたうえで、粘着力の強いテープを使い、ブルーシートやレジャーシート、段ボールなどを貼って、窓をふさぎます。トイレの使用は慎重に在宅避難で注意したいことのひとつがトイレの使用です。排水管が壊れていないかや、東京都下水道局などで下水道が復旧しているかを確認ができるまで、トイレは流さず、携帯トイレや簡易トイレを使いましょう。特にマンション等の共同住宅では使用ルールの徹底を。
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