東京くらし防災
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いまできる備え災害が起きたら被災後のくらし眠れないときにはこんな工夫を!不安や心配をやわらげる呼吸法〇 アイマスクや耳栓をする〇 パーテーションを作り、周囲の視線を遮る〇「消灯時間に眠らなくては」と身構えずに、「眠れるときに眠る」と気持ちを切り替える〇 日中は太陽の光を浴びたり、活動をするなど、  昼夜の行動にメリハリを付ける〇 ウトウトしたら昼間でも眠る6秒で大きく吐き、6秒で軽く吸う。朝、夕5分ずつ。避難所での過ごし方163心のストレス反応はひとりで抱えず、相談を不安や悲しみ、喪失感、自責の念。また周囲の人への怒りなど、被災時は精神的動揺が誰にでも起こりえます。信頼できる人や、避難所に派遣される医師、カウンセラーなどの専門家に、早めに相談を。被災時の不眠は、自然な反応だと受け止めて震災等の直後に眠れなくなるのは、危機的状況に対処するための自然な反応です。時間が経つにつれ、不眠は徐々に改善していきます。

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