東京くらし防災
164/180

164「東京防災」232 ページできるだけ動いて生活機能の低下を防ぐ避難所では、身体を動かす機会が減るため、筋力が低下したり、関節が硬くなって、徐々に動けなくなることがあります。また、動かないでいると、だんだん心が沈んでくることも。身の周りのことはなるべく自分で行い、できることには参加を。声をかけ合って、積極的に身体を動かしましょう。避難所での災害関連死を防ぐために避難生活が長引くと、体調を崩したり、心理的なストレスで食欲が減退することがあります。水分摂取を控えると脱水症の心配も。長時間同じ姿勢でいることからくるエコノミークラス症候群や、食物アレルギーによるアナフィラキシーも心配です。特に子供や高齢者、障害・基礎疾患がある人は注意して、予防を心がけましょう。「東京防災」135、221ページ

元のページ  ../index.html#164

このブックを見る