東京くらし防災
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子供に安心感を与えるにはママやパパがおだやかで笑顔でいることが一番!妊産婦・乳幼児のケア「東京防災」235ページ168おろ乳幼児を持つ親同士で支え合おう月齢の近い赤ちゃんがいるなど、境遇が似た人との交流は、避難生活を送るうえで力になります。共感し合える相手がいると、心の支えにもなります。妊産婦や赤ちゃんはデリケート不調のサインを見逃さない十分な栄養と水分の補給、衛生的な環境の確保が難しい避難生活では、心身の健康状態を特に注意深くチェックすることが重要です。お腹が張る、悪露や出血の急な増加、乳児の哺乳力の低下など、気になる症状があった場合は医師や看護師に相談しましょう。子供の変化を受け止めて見守ろう災害で子供が受けた恐怖やストレスは、行動の変化になって現れます。注意しても聞かずに騒ぎ続けるなど、いつもと違う様子はそのサインかもしれません。しっかりと受け止め、周りの大人はあたたかく見守りましょう。

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