東京くらし防災
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※住宅の中の全ての電気を遮断するタイプの場合、夜間に地震が発生した際にも、暗闇の中で避難経路を見失わないよう、停電時に自動点灯する照明や懐中電灯を併せて準備することが重要です。また、医療機器を設置している場合は、停電用のバッテリー等を備えましょう。044地震が発生したときや、停電が復旧したとき、電気機器から出火し火災が発生することがあります。これらの火災を防ぐ手段のひとつが感震ブレーカー。地震の強い揺れを感知して、自動的に電気を遮断します。様々な種類があるので、暮らしに合わせて備えましょう。「東京防災」82ページ分電盤タイプセンサーが揺れを感知したら、一定時間経過後、ブレーカーを切って電気を遮断します。分電盤内蔵タイプと、分電盤に感震機能を外付けするタイプがあります。簡易タイプバネの動作や重りの落下によりブレーカーを切ることで、通電を遮断します。コンセントタイプコンセントに内蔵されたセンサー等が揺れを感知し、コンセントから電気を遮断します。地震による火災の約6割は電気が原因!玄関 そのほか電気機器からの出火を防ぐ感震ブレーカーを設置しよう感震ブレーカーの主な種類

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