建物の安全を確認する応急危険度判定116 出典:全国被災建築物応急危険度判定協議会ホームページ https://www.kenchiku-bosai.or.jp/assoc/oq-index/応急危険度判定とは、住民の安全確保のために区市町村が実施主体となり、被災した建物を外観調査し、倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下などの危険性を判定するものです。余震による二次災害の防止が目的で、区市町村から派遣される専門家により地震発生後できるだけ速やかに実施されます。危険度の判定は、「危険」「要注意」「調査済」の判定ステッカーを建築物の出入口や外の見やすい位置に貼って表示し、その建物の使用者や歩行者等に周知します。「危険(赤色)」:建物に立ち入ることが危険なもの「要注意(黄色)」:建物に立ち入る場合は十分注意するもの「調査済(緑色)」:建物の使用が可能なものむやみに動くと危険家の中からあわてて飛び出すと、落下物に当たって負傷する危険があります。まずは落ち着いて、家族と家の中の安全を確認。その後、周辺で危険な物・建物がないか、火災が発生していないかなどを自分の目と耳で確かめます。近所の安否確認家族の安否が確認できたら、隣人・近隣の住民に目を向けましょう。閉じ込められたり、下敷きになったり負傷した人などがいないか、さらに避難の手助けを必要としている人がいないかを確認。いざというときは、助け合うことが重要です。
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