東京防災
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巨大地震1巨大地震2台風・豪雨災害そのほかの災害多様な人びとにもしもの防災災害知識123 帰宅のタイミングを計り、災害時帰宅支援ステーションを使う発災から3日程度経過し、混乱が収まってから、帰宅を開始します。ただし、帰宅可能になり、帰宅困難者が一斉に駅や道路に殺到すると、危険な混雑を招く場合があります。帰宅する際は、周囲をよく見て、人が集中しないタイミングを計りましょう。職場や学校、一時滞在施設では、帰宅の優先順位などのルールを設け、事前に帰宅困難者へ呼びかけておく場合があります。また、原則として発災4日目以降に、帰宅困難者に水道水やトイレ、休憩場所などを提供する災害時帰宅支援ステーション(コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなど)が開設されます。歩いて帰る人は、災害時帰宅支援ステーションを活用しましょう。帰宅困難者の情報収集発災時には、東京都で提供している「東京都防災マップ」や「東京都防災アプリ」などで、一時滞在施設の開設状況などが発信されます。また、都や区市町村のウェブサイト、X(旧Twitter)などでも随時情報が発信されます。情報収集のためにスマートフォンなどが使えるよう、普段から予備バッテリーや充電ケーブルなどを持ち歩き、備えましょう。

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