東京防災
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巨大地震1巨大地震2台風・豪雨災害そのほかの災害多様な人びとにもしもの防災災害知識出典:気象庁「台風の大きさと強さ」 「予報が難しい現象について(線状降水帯による大雨)」近年の異常気象によって注意が必要なのは、雨の降り方が変わってきたことです。特に集中豪雨の被害は毎年のように日本各地で起きており、珍しいことではなくなっています。気象庁ホームページより線状降水帯発達した積乱雲が列をなし、ほぼ同じ場所を通過あるいは停滞することで、大雨をもたらす現象です。複雑な要素がからみ、正確な予想が難しいのが現状ですが、気象庁は、半日程度前から「線状降水帯」による大雨の可能性を呼びかけます。大雨災害に対する危機感を持ち、早めに避難行動を確認しておきましょう。151 特に注意が必要な気象現象集中豪雨同じような場所で数時間にわたり強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらす雨のことです。重大な土砂災害や家屋浸水などの災害を引き起こします。台風台風の「強さ」は中心付近の最大風速で決まります。最も強い段階が「猛烈な」台風で、木造家屋が倒壊し始めます。

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