巨大地震1巨大地震2台風・豪雨災害そのほかの災害多様な人びとにもしもの防災災害知識水があふれていると、側溝やマンホールのふたが外れていることもあるため、危険が伴うことを知っておきましょう。歩ける水の深さは大人のひざくらい(50㎝ほど)の高さまでと考えて、決して無理をしないようにしましょう。低地帯に住む方は「広域避難」を満潮位以下のゼロメ―トル地帯が広がる東部低地帯で大規模水害が発生すると、多くの地域が浸水します。該当地域にお住まいの場合は、気象情報に十分注意したうえで、自主的に早めに区域外に避難する「広域避難」を心がけましょう。冠水時の移動は慎重に屋内で安全を確保する(垂直避難)河川等の水があふれても、「家屋等が流されるおそれがない」「自宅等の居室が浸水する深さより高い」「浸水が継続しても十分な備蓄等が準備できている」場合には、上階への移動や上層階にとどまることにより、身の安全を確保することが可能です。159 風水害時の避難の際の注意準備ができたら、浸水時の水の深さや路面の状況をよく見極めて、万一の危険を常に考慮して避難しましょう。ただし、必ずしも避難所へ移動すればよいというわけではなく、よりいのちを守る行動を優先してください。
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