東京防災
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高さ10-15 km巨大地震1巨大地震2台風・豪雨災害そのほかの災害多様な人びとにもしもの防災災害知識台風の断面図台風の眼アイウォールスパイラルバンドアウターバンド雲の頂上上昇気流台風の眼下降気流アイウォールアウターバンド下降気流がみられ、雲がなく風雨も弱くなります。台風の眼の直径はおよそ20 〜200km。台風の眼の周囲はアイウォールと呼ばれる、非常に発達した積乱雲が壁のように取り巻いています。そこでは、暴風雨となります。アイウォールのすぐ外側には、やや幅の広いスパイラルバンド( 内側降雨帯) があり、激しい雨が連続的に降ります。スパイラルバンドの外側、台風の中心から200 〜 600km 付近にある帯状の外側降雨帯をアウターバンドと呼びます。断続的に激しい雨や雷雨、ときには竜巻をもたらします。時計回りに空気が発散されます。243 台風の構造

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