東京防災
48/276

L型金具(ビス3点上向き取り付け)ポール式器具(突っ張り棒)デメリットデメリットメリットメリット048 家具と壁を木ネジ、ボルトで固定。スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高いです。L型金具を壁の下地に合わせ、家具の天板と金具の上部、金具の壁側と壁の下地の双方を3点ずつ固定します。揺れやすいマンションの高層階等でも、2点固定より保持力が高くなり有効です。壁に傷が付けられない賃貸住宅では使用が制限される場合があります。また、マンション等のLGS(軽量鉄骨)下地では固定力が低下します。ネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置します。粘着マットやストッパーとの組み合わせで強度が高くなります。ポールは必ず2本セットで使用し、壁側の梁に近い位置に付けます。壁や家具に傷を付けずに設置でき、家具の転倒を減らすことができます。経年使用で緩みが生じやすく、半年に1回程度の見直しが必要です。対策器具のメリット・デメリット

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る