避難はしご家庭内の安全確保、家具の固定避難路の確保、非常用階段の確認蹴破り戸48ページ068 マンションからの避難はしごは、ベランダの床にある避難ハッチからの緊急の脱出経路として設置されています。同じフロアのどの位置にあるかよく事前に確認を。地震が発生したときに安全を確保するため家具の固定を行いましょう。L型金具等を取り付けるとより安全です。壁が傷付けられない賃貸住宅や、LGS(軽量鉄骨)下地の壁などでは、ポール型器具(突っ張り棒)等も活用しましょう。避難時に階を移動するときには、エレベーターには乗らず、非常階段を利用します。エレベーターが動いていても、地震感知センサーの働きや故障・停電などで緊急停止し、閉じ込め被害にあう可能性があるためです。避難階段の場所を確認しておきましょう。災害が発生したら、「非常時は、ここを破って隣戸に避難できます」という表示がある側の境壁を蹴る、または硬い物を強く打ち付けて破壊し、通り抜けましょう。蹴破り戸の前に物を置かないこと。地震が起こったら(日頃からの備え) 地震が発生したときに備え、日頃から準備しておくことが重要です。
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