地震発生直後の火災停電復旧後の火災082 地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、 停電が復旧したときに発生する火災など、地震による火災の約6割は電気が原因といわれています。これらの火災を防止する手段のひとつに地震の強い揺れを感知して電気を自動的に遮断する感震ブレーカーがあります。感震ブレーカーは、大きな地震が発生したとき、外出中や緊急に避難する必要があるときなど、ブレーカーを落としたり、電気製品のコンセントを抜くことができていなくても、電気火災を防止する有効な手段です。地震の揺れで可燃物が電化製品に落下・接触して出火します。電源コードが損傷していると、停電発生後、再び通電したときに出火します。地震発生時の電気火災事例感震ブレーカーの設置
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