【訓練見学レポート】平尾分譲住宅自主防災組織が平尾地域総合防災訓練を実施
更新日 平成26年9月22日印刷
平成26年9月14日(日曜日)、稲城市の平尾近隣公園で平尾地域総合防災訓練が行われました。東京防災隣組第三回認定団体である「平尾分譲住宅自主防災組織」を含む、平尾地域の4つの自主防災組織が合同で行う訓練です。この訓練については、東京都防災ホームページにおいて見学希望を受け付け、当日は稲城市内の他の地域の自主防災組織の方が、防災活動の参考とするため見学に来られました。
まず、各家庭から一時(いっとき)避難場所(各ブロックの児童公園)への避難訓練が行われました。特に平尾分譲住宅自主防災組織では避難状況を把握する一つの方法である「黄色い旗作戦」も行われました。各部屋の住民が避難したことを知らせる合図として、外からよく見えるように窓に黄色旗をぶら下げます。これにより、災害時に、避難の済んだ世帯と済んでいない世帯を見分け、避難の済んでいない世帯に早く安否の確認に駆けつけることが出来ます。
次に、ブロック毎に避難場所(メイン訓練会場の近隣公園グラウンド)への避難が行われ、そこで合同訓練が開始されました。




そこでは、給水機材を使用して消火栓から直接給水する訓練を行い、訓練参加者が応急給水した水を試飲していました。水害を想定した水圧体験コーナーでは、水圧によりドアが簡単に開けられなくなる怖さを体験していました。これ以外に、初期消火訓練(水消火器)や119番通報訓練、避難所受付訓練、煙体験ハウス、住宅用火災警報機説明、応急救護訓練(毛布タンカ)、と多種多様な訓練が行われました。
訓練参加者はグループに分かれて各コーナーを順次回り、実際の災害時をイメージしながら真剣に訓練に取り組んでいました。




今回訓練を実施された認定団体の防災活動の取り組みは、「東京防災隣組第三回認定団体活動事例集」(P.20)に掲載されています。是非ご覧ください。
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