【訓練見学レポート】「コミュニティ協議会 まちづくり昭島北」が地元中学校と合同で防災訓練を実施
更新日 平成26年10月9日印刷
平成26年9月28日、「東京防災隣組」認定団体の「コミュニティ協議会 まちづくり昭島北」が、地元の瑞雲中学校と合同で、防災訓練を行いました。
「コミュニティ協議会 まちづくり昭島北」は、4つの自治会とその管理組合などの、8組織で構成される団体で、11~15階のマンションが建ち並ぶ、緑豊かな地域です。
8時30分、瑞雲中学校グラウンドに、自治会役員と中学生が集まり、訓練が始まりました。
中学生は、自分の住む自治会の訓練会場に向かい、地域の皆さんと一緒に訓練を行います。
「つつじが丘北地域」では、ステッカーを使った安否確認の訓練が行われました。
9時、震度5弱の地震を想定して、大きな非常ベルが鳴り響きました。
住民の皆さんがマンション前のひろばに集まると、避難していない住民の安否確認が行われました。
確認は、階段毎のグループに分かれて行われます。
この地域では、「救助求む(赤)」「大丈夫(黄)」「避難済(青)」の、3つの磁石付ステッカーが、全世帯に配られており、災害時に、玄関に貼り付けることになっています。
訓練では、中学生と地域の方がペアを組み、ステッカーを貼っていない号室などをまわり、インターホンで「ご家族の皆様、無事ですか?」と声掛けを行いました。
確認が終わると、A1サイズの避難状況確認表に赤・青・黄の3色のマーカーで、各号室の安否状況を記していきました。
安否確認の終了後は、各グループに分かれ、自己紹介や、訓練の反省点などを、話し合っていました。
話し合いの中では、「訓練でお互いの顔を知ることが、防災だけでなく、防犯にも役立つ」、「訓練のための訓練にならないようにしなければいけない」など、様々な意見が交わされていました。
最後に、参加した中学生が順番に感想を述べました。「ステッカーを貼っていなかったり、インターホンが壊れている号室があったが、実際に地震が起きたとき逃げられるだろうか」、「11階建だが、階段しかない。高齢者の方も住んでおり、避難の対策が必要だと思った」など、中学生の意識の高さに驚かされました。
その他の地域でも、スタンドパイプを使った初期消火訓練など、共助の力を高める訓練が、各自治会と中学生により実施されました。
参加された地域の皆さん、中学生の皆さん、お疲れさまでした!
「コミュニティ協議会 まちづくり昭島北」の活動内容は「東京防災隣組第三回活動事例集」P28に掲載しています。併せてご覧ください。




添付ファイル
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
東京都総務局総合防災部防災管理課防災事業推進係(防災隣組推進チーム)
03-5388-2549
メールアドレス:S0000040(at)section.metro.tokyo.jp (at)を@に変えて送信して下さい。