【防災活動見学レポート】馬橋小学校震災救援所運営連絡会が、『夜間避難誘導訓練』を実施
更新日 平成27年2月24日印刷
平成27年2月14日(土曜日)(17時~19時)に、東京防災隣組第三回認定団体である馬橋小学校震災救援所運営連絡会(杉並区)が『夜間避難訓練』を実施しました。
昨年は日中に善福寺川緑地への避難訓練を実施しましたが、風向きによっては逆方向への避難が必要になる場合も想定されるので、今回は中野区の白鷺一丁目地区(白鷺ネムノキ公園)への避難を行いました。また、災害は日中に起こるとは限らないので、敢えて過酷な寒い夜に実施しました。
まず、訓練参加者が各町会の第一次集合場所に集合して点呼をとり、リーダーから注意事項を説明した後に、震災救援所である馬橋小学校に向かいました。震災救援所において、避難経路や経路上の障害物情報など避難に関する情報を得てから避難場所への避難を行いました。
夜間での避難訓練なので、訓練参加者各々で懐中電灯や反射板を備えたビブス、誘導棒などを持ってきて、暗い中で安全に避難が出来るように準備していました。
また、避難経路中や避難先において、SNSを活用した本部との情報連絡や災害に関する情報収集を行っていました。
避難先の白鷺一丁目地区(白鷺ネムノキ公園)では中野区の地元町会による避難受付や発災直後から出てくるトイレ問題に対応するために仮設トイレの組み立て訓練なども実施されました。
帰りは別経路の避難検証を行うために、経路を変えて馬橋小学校まで避難を行いました。
訓練を見学していて、親子で参加していた方々が「災害はいつ起こるかわからないから1人でも避難できるようにルートを覚えておいてね」と話し合う姿が印象的でした。
また、車椅子の方も参加しており、暗がりでは段差などの障害が発見しづらい様子でした。避難行動要支援者の夜間避難を訓練で検証することは、大変重要であると感じました。
今回、講座を実施された馬橋小学校震災救援所運営連絡会の防災活動の取り組みは、「東京防災隣組第三回認定団体活動事例集」(P25)に掲載されています。是非ご覧ください。
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