【防災活動見学レポート】成瀬中央自治会が共同防災訓練を実施
更新日 平成27年12月25日印刷
平成27年11月22日(日曜日)、町田市の成瀬中央小学校で共同防災訓練が行われました。東京防災隣組第四回認定団体である「成瀬中央自治会」を含む、5つの自主防災組織が共同で行う訓練で、毎年400人近い参加者が集まる大規模な訓練です。この訓練については、東京都防災ホームページにおいて見学希望を受け付け、当日は他の地域の方が防災活動の参考とするため見学に来られました。
まず、はしご車による救出訓練が行われました。小学校校舎の屋上で校長先生が助けを求めて手を振ると、はしご車のはしごが屋上に向かってするすると長く伸びていきます。校長先生が消防士に助け出され、無事地上に降りると児童たちから歓声が上がりました。
次に、訓練参加者はそれぞれ各体験コーナーを順次回りました。
救出訓練コーナーでは、自動車の下に挟まれた人を助ける訓練が行われました。バールを使ってタイヤを持ち上げ一枚ずつ木の板を入れていきます。親子で協力して、挟まれた人を助ける隙間を作る体験をしていました。他に、煙体験ハウスや初期消火訓練(水消火器)、救護訓練(毛布を使った担架)、AED操作訓練など、さまざまな訓練が行われました。
また、スタンドパイプや仮設トイレのコーナーでは、操作や設置の方法について熱心に説明を聞いていました。
体験コーナーが終わると、場所は体育館に移ります。消防署などによる講評のあと、防災劇団による「日頃のそなえ」の寸劇が上演されました。二組の家族が行っている食品の備蓄保存方法を対比し、ローリングストックの利点をわかりやすく説明していました。
今回訓練を実施された認定団体の防災活動の取り組みは、「東京防災隣組第四回認定団体活動事例集」(P.15)に掲載されています。ぜひご覧ください。
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