(第592報)都立墨東病院職員の新型コロナウイルス感染について
令和2年7月23日 20時30分
印刷都立墨東病院に勤務する看護師が、帰省先(熊本県熊本市)においてPCR検査を受けたところ、陽性が判明いたしましたので、御報告します。
当該職員の基本情報
年代:20代
性別:女性
職種:看護師(常勤職員・病棟勤務)
居住地:都内
経過等
経過
7月18日(土曜日)
夜勤明けで帰宅。症状なし
7月19日(日曜日)
非勤務日。症状なし
7月20日(月曜日)
非勤務日。症状なし
7月21日(火曜日)【発症日】
先の豪雨後の実家家屋の状況を確認するため、朝、飛行機で熊本県に帰省。深夜に倦怠感、咽頭痛が出現
7月22日(水曜日)
朝から発熱症状があったため、地元保健所に相談後、医療機関を受診。PCR検査を実施し陽性が判明。現在、熊本県内の医療機関に入院中
現在判明している事実
- 当該職員は、7月18日に夜勤明けで帰宅してからは出勤しておらず、発症日の2日前以降には院内における接触者はいない。
- 当該職員が勤務する病棟は、新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない。
- 当該職員は、 勤務中は常時マスクを着用し、手指衛生を行っている。また、当院において、陽性患者との接触歴はない。
- 現時点では、当該職員の勤務する病棟に新型コロナウイルス感染を疑う症状のある患者・職員はない。
病院の対応
- 職員が業務を行っていた病棟、休憩室や動線等は、7月22日に消毒を実施した。
- 当該職員の勤務する病棟の患者・職員に新型コロナウイルス感染を疑う症状が出た場合は、PCR検査等の対応を取る。
- 職員の手指衛生や、マスク着用などの標準予防策の徹底を引き続き実施するとともに、感染管理担当(ICT)による巡回点検を強化する。
今後の診療について
当該職員は、発症2日前以降は当院に勤務しておらず、その間、当該職員との接触者はいないこと、当院では手指衛生やサージカルマスクの着用などの標準的な院内感染対策を適切に行っていることから、所管の保健所の指導・助言を踏まえ、外来・入院とも通常診療をこれまでどおり継続する。
当該職員の都外への移動について
当該職員の今回の熊本市への帰省は、「不要不急の都外への移動」とまでは言い切れないと考えるが、結果として熊本市及び入院中の医療機関等に御負担をおかけしていることを重く受け止めている。
このページに関するお問い合わせ
都立墨東病院事務局庶務課
電話 03-3633-6151
東京都病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835
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