東京都防災会議地震部会(第2回)の開催結果について
更新日 平成23年11月2日印刷
標記会議の結果について、下記のとおりお知らせします。
1 日時
平成23年11月1日(火曜日)午後4時から午後6時10分まで
2 場所
東京都庁第一本庁舎9階南側 G会議室
3 開催結果
- 東日本大震災の実態等を踏まえ、平成24年春頃を目途に被害想定の見直しを行うこととし、想定の対象とする地震等について決定いたしました。
- 被害想定を行う項目に関する手法については、今回の地震部会の意見等を踏まえ、次回の地震部会(12月を予定)でまとめる予定です。
被害想定の対象とする地震について
1 首都直下地震
名称
東京湾北部地震
多摩直下地震
規模
マグニチュード7.3
被害想定項目
- 基本被害
- インフラ・ライフライン被害
- 被害シナリオ
選定理由
- 「東京湾北部地震」については、中央防災会議が、地震発生の切迫性、被害や影響の大きさ等の観点から、首都直下地震対策を検討する上で中心となる地震としている。
- 「多摩直下地震」についても、東京湾北部地震と同程度に切迫性が高く、また、地震規模が大きく、強い揺れの分布が広域的に広がっていることから、想定対象地震とする。
2 海溝型地震
名称
関東地震
規模
マグニチュード8.1
被害想定項目
- 基本被害
- インフラ・ライフライン被害
- 津波被害
- 長周期地震動被害
- 被害シナリオ
選定理由
- マグニチュード8級の関東地震は、首都直下地震よりも、津波及び長周期地震動については、被害が大きいと考えられる。
- 首都直下地震に比べれば、発生の可能性は低くなるが、発災時には東京に大きな影響を与える可能性があることから、発生に備えて防災対策に反映する必要がある。また、本年9月に出された中央防災会議専門調査会報告でも、相模トラフ沿いの規模の大きな地震、いわゆる関東大震災クラスの地震についても想定していく必要性が述べられている。
3 活断層で発生する地震 【新規】
名称
立川断層帯地震
規模
マグニチュード7.4程度
被害想定項目
- 基本被害
- インフラ・ライフライン被害
- 被害シナリオ
選定理由
- 中央防災会議専門調査会が公表した被害想定で、検討対象とされた5つの活断層地震のうちの1つであり、発災時には、局所的ではあるが東京に大きな被害を与える可能性がある。
- 地震調査研究推進本部が、東北地方太平洋沖地震の発生により、将来の地震発生確率が高まった可能性があると発表している。
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このページに関するお問い合わせ
東京都総務局総合防災部防災管理課
電話:03-5388-2537
ID 1000101