東京の防災プラン
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― 11 ―10.迅速な復旧による早期生活再建 (p34参照)生活再建の長期化◇ 建物の倒壊、焼失等膨大な数の被害調査や手続には相当の時間を要する◇ ライフライン、交通機関等の長期不通に伴う経済活動への影響シナリオから導き出される事態備えるべき取組自   宅マグニチュード7.3/冬/18時/風速8m/s想定条件備蓄物資の不足◇発災直後の数日間は、特に情報や物流が途絶しがちで、物資の不足になかなか対応できない◇食料等の不足や偏りで、体調を崩す避難者も発生8.発災後3日間の生活を可能にする飲料水や備蓄品の確保 (p28参照)生活物資等の不足◇道路等ががれきで塞がれている場合、備蓄品等の物資輸送にも影響◇被災者それぞれの状況に応じた食料、生活必需品等の提供が困難◇時間の経過とともに、建物倒壊を免れ、自宅で生活している住民の備蓄が不足7.円滑な避難所の開設・運営 (p26参照)避難所開設・運営の支障◇未耐震の建物では、倒壊、天井の落下等が発生し、避難所として使用不可となるおそれ◇発災直後の上下水道の途絶により、トイレ等が一部使用不可となるおそれ◇避難所の運営体制が不十分な場合、大きな混乱が予想される◇暑さ、寒さ、スペースの狭小等によって健康を害する避難者も増加救出救助活動の困難◇医療機関が揺れ等により損壊した場合、医療行為に支障が出る◇揺れ等に伴う道路、橋梁りょう等の被災により緊急通行車両等が立ち往生して、負傷者の救出救助活動が円滑に行えないおそれ◇膨大な負傷者、行方不明者に対する救出救助活動は困難を極める9.公助による救出救助活動の展開 (p30参照)

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