東京の防災プラン
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― 44 ―2020年に向けて備えるべき取組の方向性2.島しょ地域における備蓄・輸送体制の確保地震による津波が襲来しても、島しょ地域の孤立による影響が軽減される環境が整っています◆2020年には…自助・共助の取組公助の取組■1週間分を目標に備蓄を進めましょう・島内の物資が不足することに備え、1週間分を目標にして、家庭や事業所での備蓄を進めましょう。・事業所や商店では、地域の方の分も考えた備えを進めましょう。■備蓄の体制を拡充し、電源の確保を促進します・自助・共助・公助が連携し、備蓄品目、数量等について検討の上、1週間分を目標に備蓄を進めていきます。・迅速に物資を配布できるように分散備蓄を支援します。・高台、浸水がない場所への備蓄倉庫の設置を促進します。・初動対応に必要な緊急車両、庁舎の非常用発電機などの燃料確保に向けた島内での備蓄体制について検討します。・再生可能エネルギー※7など災害時にも活用可能な自立分散型電源※8の導入を促進します。■支援物資等の輸送体制を強化します・既存の輸送ルートに加え、臨時便の増発、船舶のチャーター等を通じて輸送体制の充実を図っていきます。・物資の輸送に不可欠なヘリコプターの燃料確保対策を検討します。・港湾、漁港、空港施設を改良し、被災時の緊急輸送機能の確保を図っていきます。・本土の輸送基地と島しょの輸送拠点を確保します。・物資等の調達先と島しょ地域までワンストップで対応できる輸送体制を構築します。島しょ地域における備蓄輸送体制確保イメージ緊急輸送用岸壁等の整備空港の消防施設の耐震化島しょでの燃料備蓄1― 44 ―〜一週間程度地震・島しょ発災〜数十分後〜一週間程度

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