東京の防災プラン
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― 50 ―2020年に向けて備えるべき取組の方向性■都民への情報提供の充実を図ります・洪水予報河川※3等の指定拡大や監視カメラ映像の提供など、リアルタイムの情報提供を充実させます。・ホームページやTwitter、災害情報共有システム(Lアラート)※4の活用などにより、情報提供の迅速化・多様化を進めていきます。・最新型レーダーの導入により、東京アメッシュ※5の降雨観測精度を向上させます。■行政間で迅速かつ確実な情報連絡体制を構築します・気象警報発表時等に気象庁から都に配信される情報を、自動的に区市町村にも発信したり、事前登録した区市町村防災担当者へ自動メール送信したりするシステムを構築します。■要配慮者が安全に避難できる環境を整備します・避難行動要支援者名簿を活用した避難支援体制を整備する区市町村を支援します。・防災教育の充実により、身近な人を助け、更に地域に貢献できる人材を育成するとともに、地域の避難支援体制を強化します。・大規模地下街の浸水対策計画の充実や、避難誘導の多言語化を促進します。2020年までに…全ての区市町村で要配慮者の避難支援プラン(全体計画)※6を策定1.円滑な避難の実現風水害に関する適切な情報提供等により、安全な避難ができる体制が整っています◆2020年には…自助・共助の取組公助の取組■適切な避難判断ができるよう、日ごろから備蓄や情報収集を行いましょう・洪水や土砂災害のハザードマップを確認し、地域の危険な場所を確認しましょう。・行政やメディア等が提供する気象情報等に基づき、適切な避難ができるよう、普段から家族で避難するタイミングや場所を話し合いましょう。・行政からの避難指示、避難勧告等の情報に留意しつつも、現場の状況に応じて自らの判断で早め早めに避難できるよう、心掛けましょう。・近所に住む方と協力し、一人で避難することのできない要配慮者※1(避難行動要支援者※2)を避難所まで誘導するなどの支援を行いましょう。・自宅での屋内避難に備え、家庭での備蓄を進めましょう。東京アメッシュ河川監視カメラの映像イメージ止水板による地下浸水対策事例― 50 ―2020年に向けてあらかじめ備えるべき取組風水害・各地発災前発災直前直後発災前

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