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もしもマニュアル ワークショップ


228ページ
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家族でやろう防災アクション

本書の中にある防災アクションを、ぜひ家庭で実践してみましょう。ここでは、週末のいちにちを使って、一家で楽しみながらできる防災体験の方法をご紹介します。

10時
チェックイン 15分
一家で集まり、ひとり3分ほど災害や防災に対しての今日の意気込みを話します。

10時15分
もしものときを想像してみよう: 30分
大きな地震が起こったとき、わが家は、一体どうなってしまうでしょうか。そのときにどんな状況になるのか、大震災シミュレーション(第1章)を一家で読んでください。家の中を歩きまわり、家族全員でそのときのことを想像してみましょう。

チェックポイント
身を守れる安全な場所はどこ?
リビングの家具類や家電はどうなる?
もし寝室で眠っていたら?
トイレや浴室に入っていたら?

229ページ
10時45分
ロールプレイング、 15分
想像できたところで、17から25ページを参考に、実際に地震が起きたことを想定して、ひと通りの動きを練習してみましょう。

11時
地図を持って確認しよう、 30分
付属の地図(オリジナル防災マップ)を参考に、近隣の避難場所まで実際にいってみます。また、携帯電話などのインフラがない状態での連絡のとり方、安全な集合場所などを確認。それぞれの内容を書き込めるページがあるので、メモをとります。各ページ右したの防災くんパラパラ漫画でも、大震災 はっさいごの動きを確認しましょう。

確認しておくこと
近隣の避難場所・避難経路 詳細115ページ
集合場所 メモ292ページ
家族との連絡のとり方 詳細128ページ
自分の連絡先、家族の連絡先 メモ294ページ

230ページ
11時30分
防災のために必要な物を話し合おう: 30分
わが家に必要な備蓄品を話し合い、買い物リストを作りましょう。備蓄ユニット(86から91ページ)と家具類の転倒等防止対策(96から99ページ)を参考に、それぞれの家に合わせた防災対策を見つけてください。午後は、買い出しの時間です。防災用品や家具転倒防止の金具など、わが家に必要な物をリストにまとめましょう。メモページを活用すると便利です。

チェックポイント
わが家の備蓄リスト
非常用持ち出しぶくろに入れる物リスト
わが家のそれぞれの部屋の転倒・落下・移動防止策

12時
お昼休み&買い出しタイム、3時間
お昼ご飯を食べたら、必要な物を買いに出かけましょう。

231ページ
15時
防災バッチリ、準備タイム、1時間
備蓄品や非常用持ち出しぶくろの、置く場所を決めて配備し、家具の転倒防止対策を実践します。転倒等防止対策チェック(100から103ページ)を参考に、わが家の備えに漏れがないか確認しましょう。

チェックポイント
備蓄品の置き場所の確認
非常用持ち出しぶくろの、置き場所の確認
家具類・家電に合った転倒・落下・移動の防止対策

16時
チェックアウト、15分
最後に、今日の感想をひとりずつ、それぞれ1から2分ほど話して締めくくります。もしものときに、家族が安全に生き残れるように、思ったことを話し合いましょう。

232ページ
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地域でやろう防災イベント
もしものとき本当に役立つ防災知識を楽しく学び、体験できるイベントの開催方法を紹介します。近所の方々に声をかけたり、学校で実践するなどして、強固な地域防災コミュニティをつくりましょう。
参加人数 3から30人
持ち物 本書
時間 1時間半〜3時間
事前準備 進行役ひとり(進行の管理と司会をする役割)参加人数が十分に、はいれる場所
工具: ハサミ・カッター・接着剤・ペンチ・ニッパー
材料: 材料がたくさん置かれているテーブル(置く材料は、出題例234から235ページを参照してください)

プログラム1 そのときを想像する

体験談を読む: 15分
まずはじめに、全員に震災の体験者の声を読んでもらいましょう。地震の経験は、実際どのようなものなのかを知っておくことが重要です。
体験談72ページ

チェックイン、15分
集まった参加者で4人以下のチームに分かれてもらいます。話したことがない人と、なるべく一緒になるようにしましょう。グループに分かれたら、ひとりずつ「名前・職業・体験談の感想」をひとり3分以内で話してもらいます。

233ページ
プログラム2 体験してみる
ここからが本番です。本書を活用し、災害時のトラブルを解決する練習をしていきます。

災害時のトラブルを解決する練習をする: 1問当たり15分

  1. 問題を出す
    まず、進行役が1つ目の問題を出します。
    出題例234から235ページ
  2. グループで解決策をつくる
    本の内容とさまざまな材料を用いて、グループで協力して問題を解決しましょう。
  3. グループごとに発表する
    できたグループは挙手して、進行役が審査します。全グループが答えることができたら、次の問題に移ります。1問当たりの参考時間は15分です。

234ページ
グループをシャッフルし、チェックアウト:、15分
多くの人と仲良くなることも、このイベントの目的です。問題が終わったら、グループをシャッフルして、もう一度別のグループをつくりましょう。新しいグループができたら、「名前・職業・今日の体験の感想」をひとり3分ずつ話し合いましょう。

出題例(192から217ページ)
問題:たんいち電池がありません。たん三電池を使って、代わりになる物を作ってください。
材料:たんいち電池を使う懐中電灯、たん三電池、布、アルミホイル
答え、207ページ

問題:トイレがありません。ここにある物で簡易トイレを作ってください。
材料:バケツ・ポリ袋・新聞紙
答え、201ページ

問題:避難所にやってきました。簡易ベッドと枕を作りましょう。
材料:段ボール・新聞紙・発泡スチロール・ブルーシート・ボール
答え、214から215ページ

235ページ
問題:食事を配るために、簡単なお皿とスプーンが必要です。食器を作ってみましょう。
材料:ペットボトル・牛乳パック・新聞紙
答え、208ページ

問題:強いロープの結び方を覚えましょう。巻き結びと本結びを作ってください。
材料:ロープ
答え、216ページ

問題:停電していて明かりがありません。どうやったら、照明を作れるでしょうか。
材料:懐中電灯・白いポリ袋・ペットボトル・水
答え、206ページ

問題:寒くなってきました。新聞紙を使って暖をとる方法を考えましょう。
材料:新聞紙・ポリ袋・ラップ
答え、192ページ

集めておくとよい 応用できる素材

上記リストを参考に、応用の効く素材を多めに用意しておくと、オリジナルアイテムを作りだすことができるかもしれません。グループの仲間と協力し、さまざまな解決策を考えてみましょう。


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