災害時に初期消火活動や救出救護活動を行うためには、必要な器材を準備し、保管場所を定めて、いつでも使用できるようにしておく必要があります。また、停電や断水等に備えて、非常用照明器具や発動発電機、飲料水や食料(1人3日分を目安)を準備しておきましょう。
災害発生時に、従業員が混乱することなく、組織だって最適な行動をとれるよう、日頃から実践的な防災訓練を行い、「従業員一人ひとりが何をするべきか」役 割を決めて、とるべき行動を体で覚えておくことが必要です。防災訓練は、防災意識を持たせ、持続させるために、年間に数回実施しましょう。
事業所は、地域の強力な構成員です。火災の拡大防止や負傷者の救出・救護など、被害地域に対する貢献策を検討しておきましょう。
また、いざという時のために地域の住民組織(町会)や自主防災組織などの訓練に職場単位で積極的に参加するなど、日頃から地域との結びつきを深めておきましょう。
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