場所:東京都庁
日時:平成18年11月10日(金曜日)
平成18年11月10日(金曜日)、東京都は、今年2月に策定した東京都国民保護計画に基づく初めての国民保護訓練として、政府、特別区、関係機関及び事業者と共同して「大規模テロ災害対処共同訓練」を実施しました。
本訓練は、「各職員の状況判断能力の向上及び各種調整・措置要領の習熟を図るとともに、今後の国民保護施策に反映させる」ことを目的としたものです。
高性能爆薬・化学剤(サリン)等による連続テロを想定
図上訓練と実動訓練を同時実施
テロ災害を対象とする実動訓練は、東京都として初めて実施
今年8月に発生した大規模停電を踏まえ、同様の事態にも対応
参加機関(団体):27機関(団体)
参加人員:約480名
事例検討方式を部分的に取り入れたロールプレーイング方式(役割演技法)により、高架線切断、爆発及び化学剤散布といったテロ(合計8事案)が発生した場合の各機関(団体)の対応策について、具体的に検討しました。
東京芸術劇場、豊島区、警視庁、東京消防庁、地元消防団、東京DMAT及び陸上自衛隊第1師団と共同して「施設内で化学剤(サリン)が散布された」との想定に基づく各機関の連携活動を訓練しました。
化学剤による汚染で倒れた被害者を救出・救助する訓練を実施しました。
災害現場に居合わせた来場者を避難場所に誘導する訓練を実施しました。
災害現場で活動する自治体職員と救出・救助を行う各機関が緊密に連携するための現地連絡調整所を開設・運営する訓練を実施しました。
化学剤で汚染された被害者に対して組立式の除染テント内で除染(化学的又は物理的な手段で汚染物質を取り除くこと)を行う訓練を実施しました。
除染を終了した被害者に対してトリアージ(災害時、多数の傷病者を重症度と緊急性に応じて分別すること)を行う訓練を実施しました。
散布された化学剤が何であるのかを特定するための検体を採取する訓練を実施しました。
化学剤で汚染された建物に対して除染を行う訓練を実施しました。
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東京都総務局総合防災部防災管理課
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