場所:奥多摩町
日時:平成26年6月22日(日曜日)
東京都は、奥多摩町と合同で下記の通り風水害対策訓練を実施しました。
平成26年度東京都・奥多摩町合同風水害対策訓練
集中豪雨や台風による災害から住民の生命を守るため、避難を中心とした訓練を実施する。
平成26年6月22日(日曜日)午前8時30分から12時まで
台風の接近に伴う集中豪雨を想定
(大雨警報及び土砂災害警戒情報の発表への対応)
東京都、奥多摩町、東京消防庁、警視庁、消防団、住民等 約500名
大雨警報、土砂災害警戒情報が発表されたとの想定の下、避難勧告等の発令、防災行政無線等による住民への周知、避難状況の把握、機関の活動進捗状況を管理するなど、災対本部の運営訓練を実施しました。
奥多摩町は土砂災害に警戒を要する区域が多数あり、大雨となった際、土砂災害の危険から命を守るため、迅速に避難する必要があります。そのため、避難勧告等が発令されたとの想定に基づき、各地区の避難場所へ避難する訓練を奥多摩町全域で実施しました。また、自主防災組織による避難者確認訓練や、自宅にいる要配慮者を福祉車両により避難場所へ搬送する訓練を実施しました。
大雨により一部集落が孤立したとの想定のもと、人工透析が必要な患者を東京消防庁ヘリコプターによりホイストし、搬送する訓練を実施しました。
消防隊員、消防団員、災害時支援ボランティアにより、水防工法(連結水のう工法、積み土のう工法)を実施しました。
奥多摩町の地域特性として、大雨時の土砂災害が想定されることから、土砂災害発生現場を想定した訓練会場を設定し、東京都建設局や東京消防庁など各機関が連携して道路障害物除去訓練、救出救助訓練、崖崩れ現場高所救助訓練を実施しました。
奥多摩町には流れが急な河川があることから、東京消防庁の救助隊員により、急流で溺れかけている要救助者を数種の救助方法にて救助する訓練を実施しました。
段ボールを使って間仕切りを作り、避難所での避難者同士のプライバシー確保及び女性の視点に立った避難所運営を紹介、体験していただきました。また、非常用持出し袋に入れる防災グッズの実物を展示・紹介するとともに、4人家族が3日間避難するのに必要な量の保存食料や保存水の実物を展示、紹介しました。
風水害に係るパネル展示及び大島土砂災害における被害状況と各防災関係機関等の活動状況について解説したパネルを展示しました。また、AEDの使用方法、マネキンを使用しての心臓マッサージ方法、簡易担架の使用方法などを住民の方に紹介しました。
住民の方の防災知識等の向上を目的とした、学識経験者による避難所運営等に関する講演を実施しました。
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東京都総務局総合防災部防災対策課訓練企画係
電話:03-5388-2483
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