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東京都・目黒区合同総合防災訓練(平成24年度)


場所:都立駒沢オリンピック公園、目黒駅周辺など
日時:平成24年9月1日(土曜日)


平成24年度 東京都・目黒区合同総合防災訓練の実施について

東京都は、目黒区と合同で下記のとおり総合防災訓練を実施しましたので、お知らせします。ご協力いただきありがとうございました。
なお、本訓練は、九都県市合同防災訓練の東京都会場としても実施します。

1. 訓練のポスター

平成24年度総合防災訓練のポスターです。

2. 会場マップ

平成24年度総合防災訓練の会場マップです。

3. 訓練概要

訓練名

平成24年度東京都・目黒区合同総合防災訓練

目的

震災時における都、区、各防災機関との連携の強化及び自助・共助に基づく地域防災力の向上を図るため、実践的な訓練を実施する。

実施日時

平成24年9月1日(土曜日)
午前9時から正午まで(帰宅困難者輸送訓練は夕刻まで)

主な会場

西小山駅周辺、都立駒沢オリンピック公園、目黒駅周辺、都立林試の森公園 など

特徴

新たな都の被害想定を踏まえ、様々な事象に同時に対応する実践的な内容とする。

  1. 木造住宅密集地域での家屋倒壊や火災延焼などへの対応
  2. 大量の帰宅困難者や避難者への対応
  3. 津波への対応

主な訓練実施内容

(1) 木造住宅密集地域での家屋倒壊や火災延焼などへの対応
西小山駅周辺

木造住宅密集地域の街区を活用し、地域住民、消防団、隣接区の地域住民や防災隣組が協力した、自助・共助中心の消火・救出活動

都立駒沢オリンピック公園

木造住宅密集地域を想定し、警察・消防・自衛隊等の防災機関、アジア大都市ネットワーク21都市(シンガポール、ソウル、台北)の消防隊が連携した、被害状況等を事前に知らせないブラインド型の救出救助訓練

(2) 大量の帰宅困難者や避難者への対応
目黒駅周辺

帰宅困難者への様々な手段を用いた情報提供、一時滞在施設の開設・運営、災害時要援護者の介助 など

東京港臨海部等

船舶を活用した帰宅困難者の代替輸送 (注)午後実施

都立駒沢オリンピック公園

迅速な生活再建支援に向けた都独自の被災者支援システム活用訓練

羽田空港

航空機による遠隔地からの支援物資受入

京浜トラックターミナル

民間運送事業者を活用した物資仕分け

(3) 津波への対応
東京港臨海部等

東京港及び主要河川の水門等の閉鎖訓練

その他の会場における主な訓練内容
都立林試の森公園

小中高生を中心とした消火・応急救護等の防災教育、医療救護班活動訓練

基幹的広域防災拠点有明の丘地区

ヘリによる支援物資受入

向原小学校

検視・検案・身元確認訓練

4. その他

目黒駅周辺及び東京港臨海部で実施する帰宅困難者対策訓練の参加者募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

平成24年度 東京都・目黒区合同総合防災訓練の様子

東京都は、平成24年9月1日、東京湾北部地震を想定した総合防災訓練を実施しました。

1. 実施規模

参加機関(団体):約130機関(団体)
参加人員:約11,000名

2. 本部長非常参集訓練・本部審議訓練

本部長が自宅にいる場合を想定し、ヘリを活用してのより安全な参集経路の選定や、本部長参集から本部長指示までの一連の流れなどを訓練しました。

3. 木造住宅密集地域における救出救助訓練

西小山駅周辺会場において、実際の街区を活用し、地元住民や消防団による自助・共助訓練、そして管轄の警察署・消防署による救助訓練を実施しました。あわせて、会場周辺の公園等を使用し、展示・応急給水・衛生中継訓練等も実施しました。
また、駒沢公園会場においては、発災後ある程度時間が経過した想定で、大型車輌の使用が制限されている状況下、訓練の一部要素をブラインド化(秘匿化)し実施しました。

4. 4市の共助による救出救助訓練

大規模災害時には、住民同士がお互いに助け合う「共助」が非常に重要になることから、都立駒沢オリンピック公園及び都立林試の森公園において「共助」をテーマとし、地域の防災リーダーである消防団員が訓練指導の中心となり、共助による救出救助訓練・児童や生徒に対する総合防災教育訓練を実施しました。

5. 医療救護班活動訓練・広域搬送訓練・東京DMAT活動訓練・検視検案身元確認訓練

東京都の新たな災害医療体制の検証のため、各訓練を実施しました。訓練会場内には災害拠点病院とそれに近接する緊急医療救護所を設置し、連携を確認しました。
また、新たに設置された東京都地域災害医療コーディネーターを中心とする情報連絡体制の検証や、患者の広域搬送、警視庁・東京消防庁・自衛隊の救出救助訓練と連携した東京DMATによる医療救護活動や、検視・検案・身元不明死体に対する身元確認等の訓練を実施しました。

6. 緊急支援物資輸送訓練

東日本大震災時に、大量の支援物資が中継拠点に集積したが、そこでの仕分け作業に時間を要し、被災地に支援された物資が行き届かなかった事案にスポットをあて、トラックターミナルに常駐する民間物流事業者に訓練に参加してもらい、プロによる物資仕分け作業を訓練で行ないました。また、航空輸送拠点である羽田空港を使用し、航空自衛隊・米海軍による物資の空輸を行ないました。

7. 避難生活体験訓練

都立林試の森公園及び目黒区立不動小学校にて、応急仮設住宅での宿泊体験訓練を実施し、生活の不便さ等を体験することで、日頃からの備えにつき学習する機会としました。また、都立駒沢公園と都立林試の森公園の両会場にて、カレーライス・うどんの炊き出しを行ないました。

8. 高潮・津波対策訓練

津波警報が発表されたことを想定して、東京港及び都内河川を管理する関係機関による水門等の閉鎖及び情報連絡訓練を実施しました。

9. 展示・体験・応急復旧訓練会場

都立駒沢公園と都立林試の森公園の両会場にて、関係防災機関によるブース展示を行ないました。また、都立駒沢公園では道路啓開訓練の様子を住民に公開したほか、ライフライン事業者による特殊車輌の展示を行い、都立林試の森公園では東京消防庁の起震車による地震体験訓練や、防災機関キャラクターの着ぐるみ活動と警視庁騎馬隊による体験乗馬からなるキッズコーナーを展開し、大変好評を博しました。

10. 帰宅困難者対策訓練

目黒駅周辺と臨海部で、鉄道・集客施設の訓練、路上帰宅困難者の訓練及び一斉帰宅抑制後の帰宅支援の訓練を実施しました。この訓練の特徴は、帰宅困難者による共助訓練、すべての世代に配慮した情報提供の検証および災害時要援護者支援です。公募で集まった参加者は、スマートフォン、デジタルサイネージ、ラジオ等で提供される情報をもとに、それぞれの判断で一時滞在施設へ避難しました。移動中は、災害時要援護者体験教材を装着した参加者を、介助する人、される人の視点で参加者同士が協力し、災害時要援護者支援に対する理解を深めました。


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東京都総務局総合防災部防災管理課
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