外出時の行動マニュアル(地震発生時)

外出時に地震が発生した場合には、場所ごとにするべきことが変わっていきます。地震が起きた時に何をすべきか、日頃からイメージしておきましょう。

避難の際は、消火活動や救援活動の妨げにならないよう徒歩で移動しましょう。
また、両手が使えるように、荷物は最小限にし、背負うようにしましょう。

繁華街

イラスト1:繁華街の様子

パニックにならず、冷静な行動を!

  • 頭をかばん等で保護する。
  • 落下物から身を守り、ビルの倒壊にも注意しながら公園などの広く安全な場所へ避難する。
  • 広いところに逃げる余裕がない場合は、耐震性の高い比較的新しい鉄筋コンクリートのビルに逃げ込む。
    (建物の耐震について、東京都では地震に対する安全性を示す「東京都耐震マーク表示制度」を創設しています。)

住宅街

イラスト2:ブロック塀が倒れる様子

門や塀から離れる!

  • 瓦やガラスなどの落下物から身を守る。
  • ブロック塀などが崩れると押しつぶされることがあるので近づかない。

イラスト3:係員が誘導している様子

冷静に駅員の指示に従う!

  • 落下物などから身を守る。
  • ホームから転落しないよう近くの柱に移動し、又はうずくまって揺れが収まるのを待つ。
  • ホームから線路には絶対に下りない。
  • 駅員の指示に従う。

 

電車の中

イラスト4:電車内でつり革につかまる様子

緊急停車に備えて身を守る!

  • かばんなどで頭を保護し、姿勢を低くして身を守る。
  • つり革、手すりにしっかりつかまる。
  • 乗務員の指示に従う。

車の運転中

イラスト5:自動車を道路の左側に停車している様子

減速、左に寄せて停車!

  • ハザードランプを点灯して徐々に減速する。
  • 道路の左側に停車し、エンジンを切る。
  • 駐車場や空き地があれば、そこに停車する。
  • 揺れがおさまるまで待ち、カーラジオで情報を入手する。
  • 避難するときはキーをつけたまま、ドアロックはせず、連絡先メモを残す。

地下街

イラスト6:地下街の様子

落ち着いて、柱や壁のそばで待つ!

  • 停電になっても、非常照明がつくまで落ち着いて待つ。
  • 柱や壁のそばで揺れがおさまるのを待つ。
  • 非常口、階段には殺到せず落ち着いて移動する。

劇場・ホール

イラスト7:映画館の中の様子

係員の指示を聞いて、冷静な行動を!

  • かばん等で頭を保護する。
  • 館内放送や係員の指示に従う。
  • 非常口や階段に殺到しない。

デパート・スーパー

イラスト8:ショーケースから離れる様子

商品の散乱や落下に注意!

  • かばん等で頭を保護する。
  • ショーケース、大型商品には近づかない。
  • 階段の踊り場や柱のそばに移動する。
  • 店員の指示のもと、落ち着いて行動する。

空港

イラスト9:空港の待合ロビー

ガラスや天井の落下に備える!

  • かばん等で頭を保護する。
  • ガラスや天井部材などの落下に注意する。

エレベーターの中

イラスト10:エレベーターに閉じ込められた様子

揺れを感じたら、行先階のボタンをすべて押す!

  • 揺れを感じたら、行先階のボタンをすべて押し、最初に停止した階で降りる。
  • 万一閉じ込められたら、エレベーターの中の状況をインターホンで通報する。

海岸付近

イラスト11:海から離れ高台へ避難する様子

すぐに、高台に逃げる!

  • 高台へ避難する。なお、高齢の方や介護を要する方がいる場合には、助け合いましょう。
  • 警報や注意報が解除されるまで、絶対に海岸や低地に近づかない。
  • 津波警報の情報を入手する。

山間地

イラスト12:土砂災害の様子

速やかに斜面や崖から離れる!

  • 土砂崩れの危険があるので急いで斜面や崖から離れる。
  • 余震や降雨などで土砂災害の危険が高まるので注意する。

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