東京で起こりやすい風水害ってなに?
まずは、東京で起こりやすい風水害について知りましょう。
風水害とは、雨や風により発生する災害です。
東京で起こりやすい風水害は、大きく3種類に分けられ、「河川の氾濫」「土砂災害」「高潮による氾濫」です。
東京は山地、丘陵地(なだらかな小山が次々に続く地形)、低地、大きな川、小さな川など、多様な地形を有しているため、様々な風水害が発生するおそれがあります。
『河川の氾濫』と『土砂災害』は、大雨や豪雨などが原因となり、ほとんどの地域で発生するおそれがあります。
- 都内には、計107の河川が流れています。(延長距離は約857km)
- 土砂災害のおそれがあると想定される箇所は約15,000箇所あります。(「都内の地形について」ページ参照)
『高潮』は台風などが原因となり、主に沿岸部低地帯で発生するおそれがあります。
島しょ地域
※島しょ地域では、沢から水があふれることや土砂災害が起こることもあります。
河川の氾濫
川から水があふれること
- 荒川、江戸川の下流域に広がる海水面より低い地帯で氾濫が起きると、広範囲に渡って浸水するおそれがあります。
- 都市部では、下水道の排水能力を超える急激な豪雨等が起きると、浸水するおそれがあります。
土砂災害
山や谷、がけから土砂が押し寄せること
東京には、山際まで住宅が広がっている地域もあり、このような所でも土砂災害が発生するおそれがあります。
高潮による氾濫
海から陸地に水が流れ込むこと
台風が接近すると、風によって波が高くなるとともに、大気圧の低下により海面が上昇して、海水が流れ込むおそれがあります。
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