水害リスク「我が家・我が事」プロジェクト

東京都は、江東5区(墨田区・江東区・葛飾区・足立区・江戸川区)のうち、特に水害リスクの高い地域にお住まいの皆さまのご自宅に、区と連携して「我が家の水害リスク診断書」を、住民基本台帳に登録された世帯主あてに郵送いたします。

配布対象地域と発送予定日について

令和5年7月末から順次発送を予定しています。配布対象地域の発送日(町丁目ごと)が確定しましたら、以下にてお知らせします。

8月1日、8月30日に墨田区および江東区にお送りした「我が家の水害リスク診断書」の内容に一部誤りがありました。大変申し訳ございません。訂正した新たな診断書は、10月18日を目途に再送させていただく予定です。

「我が家の水害リスク診断書」について

「我が家の水害リスク診断書」(以下「診断書※」)とは、住所地ごとに水害のリスクを判定し、その結果と推奨される避難行動について示した、東京都と区からのお知らせです。
配布対象の世帯には、水色の封筒でA3二つ折りの診断書が届けられます。診断書が届いたら、内容を確認して平時から水害への備えや、避難行動について考えてみましょう。
※診断書の内容は、お住まいごとに異なります。

各区の診断書のサンプルは、以下からご覧ください。

我が家の水害リスク診断書の表面左側には、お住いの住所地ごとに水害リスクを判定しているので、一目で自宅に水害リスクがあるかどうかがわかります。どのような水害リスクがあるのか、浸水の深さ、浸水継続時間、家屋倒壊等のおそれのある地域に該当するかどうかを、具体的な数値で把握できます。水害リスクの判定を受けて、取るべき避難行動をフローチャートで確認することができます。

【特徴】

(1)住所地ごとに水害リスクを判定しているので、ひとめで自宅に水害リスクがあるのかがわかる。         

 ※お住いの建物名に外字が含まれる場合、正しく表記されない可能性があります。                

 

(2)どのような水害リスクがあるのか具体的な数値で把握することができる。                  

 

(3)水害リスクの判定を受けて、取るべき避難行動をフローチャートで確認することができる。          

 

(4)水害リスクは、各河川の洪水浸水想定区域図および高潮浸水想定区域図に基づいており、それぞれの区域図で検討条件が異なります。詳細については、以下のリンク先からご確認ください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                〇荒川の洪水浸水想定区域図

〇中川の洪水浸水想定区域図

〇江戸川の洪水浸水想定区域図

〇高潮浸水想定区域図


我が家の水害リスク診断書の表面右側には、避難情報の発信のタイミングや、それぞれの避難情報の発信段階でどのような行動が必要なのか、そして各行動時の避難手段について、視覚的に確認できます。長時間にわたって在宅避難する場合の生活環境のイメージをつかむことができるイラストを掲載しています。

(5)避難情報の発信のタイミングや、それぞれの避難情報の発信段階でどのような行動が必要なのか、そして、各行動時の避難手段について、視覚的に確認することができる。

(6)長期間にわたって自宅避難(在宅避難)する場合の生活環境のイメージをつかむことができる。


我が家の水害リスク診断書の裏面には、水害リスクに備えた3日分の備蓄品の数量を記載しています。備蓄については、東京都のサイトの東京備蓄ナビでさらに詳しい備蓄品目を確認できます。

(7)必要となる備品の品目がわかる
東京備蓄ナビでより詳しい備蓄品目や備蓄量を確認できる


我が家の水害リスク診断書はこのような水色の封筒で郵送されてきます。

(8)「我が家の水害リスク診断書」は、このような水色の封筒にて東京都より郵送されてきます。

  

(お詫び)封筒に記載のお問い合わせ日時に誤りがあり、以下のように訂正させていただきます。

(誤)8月1日(月曜日)⇒(正)8月1日(火曜日)

 

※コールセンターの対応期間を12月22日(金曜日)まで延長します。

 


よくある問い合わせ

Q1 なぜ「我が家の水害リスク診断書」が自宅に届いたのですか。

各区の作成しているハザードマップ等で、皆さまのご自宅等に想定されている水害リスクと、推奨される避難行動について知っていただくために、今回お届けしました。
対象地域は、江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)の「想定される浸水の深さが5m以上」または「家屋が倒壊する等のおそれ」のある地域の世帯です。

Q2 この診断書を受け取って、何か準備することがありますか。

事前に避難先を確保するなど、ご家族で話し合い、避難計画の準備をお願いします。その際、「東京マイ・タイムライン」など自治体の作成している避難用ツールを活用してください。

東京都防災アプリのダウンロードはこちらの二次元コードからお進みください。

○東京都防災アプリのダウンロードはこちら
(アプリ版「東京マイ・タイムライン」を搭載)

Q3 これまで大きな水害は発生していないので、大丈夫なのではないでしょうか。

近年、大規模な水害が発生していない地域でも、河川の氾濫や東京湾の高潮によって甚大な浸水被害が発生する可能性があります。ぜひこのお知らせを参考に、ご自宅等の水害リスク等をご確認ください。

Q4 高層階に住んでいるとしても、自宅外へ避難する必要がありますか。

たとえ浸水しない階層であっても、電気・ガスなどのライフラインが長期間停止する可能性がありますので、必要な備蓄を用意しておくか、自宅外の安全な場所への避難を検討しておきましょう。

Q5 どこに避難すればいいですか。

まずは、浸水のおそれのない親戚や知人宅、宿泊施設などへの避難を検討しましょう。こうした避難先の確保が難しい方のために、自治体が発信する広域避難先の開設状況を確認し、早めに避難しましょう。

Q6 車で避難できますか。

自治体から広域避難指示が発令された後では渋滞が発生し、避難が間に合わないおそれがあります。車による避難を考えている方は、お住まいの区から広域避難指示が発令される前に避難を開始してください。発令後は、鉄道等の公共交通機関を利用して避難しましょう。

Q7 広域避難を呼びかける情報はどのように発表されますか。

広域避難は、台風上陸の約3日前から江東5区で検討を開始し、各区が段階的に情報を発信します。各区の防災行政無線やホームページ、ツイッターなど様々な手段で発信しますので、詳しくは各区のホームページでご確認ください。

Q8 防災に関する知識を身につけたいです。

東京都や区では防災に関するセミナーを様々な形式で実施しています。詳細は東京都や区のホームページをご確認ください。

本事業に関連する東京都や区の取り組み

東京都の取り組み

東京都防災ホームページの風水害対策をご覧ください。 

墨田区の取り組み

墨田区ホームページの水害への備えをご覧ください。

江東区の取り組み

江東区ホームページの風水害に備えましょうをご覧ください。

 

足立区の取り組み

足立区ホームページの区の水害対策方針についてをご覧ください。

 

葛飾区の取り組み

葛飾区ホームページの葛飾区の水害対策をご覧ください。

 

江戸川区の取り組み

江戸川区ホームページの動画で防災を学ぶをご覧ください。

 

アンケートのご協力

東京都では、本事業により得られた成果やノウハウ等について、江東5区以外の区市町村にも共有したいと考えています。つきましては、本事業に関する皆さまからのご意見をいただきたいと考えていますので、アンケートの回答にご協力をお願いします。

 

*お電話でのお問い合せ先はこちら:総務局総合防災部防災計画課 03-5388-2345

このページに関するお問い合わせ

東京都総務局総合防災部防災計画課
電話:03-5388-2486

メールアドレス:S0031505(at)section.metro.tokyo.jp (at)を@に変えて送信して下さい。

アンケートにご意見をお寄せください。

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