BCP(事業継続計画)

事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)とは

事業継続計画とは、「災害時に重要業務が中断しない」または、「重要業務が中断したとしても目標時間内に再開する」ことで「取引の他社流出」、「シェアの低下」、「企業評価の低下」などへの防止対策です。

BCPのイメージ

解説図:いかなる脅威の発生時でも事業活動を継続させるために、事前に計画・準備し、継続的にメンテナンスを行う一連のプロセスとシステムを表す概念のもと、BCP(事業継続計画)では、復旧業務の優先順位の決定、復旧時間目標の決定、業務の文書化をすることで、次の4点を実行する。(1)災害対策本部の設置:災害情報の収集、就業インの安否確認(2)運用切り替え:代替システムの稼働(3)オフィス移動:代替オフィスの稼働(4)ノンコア業務の復旧:災害完全普及後の事業継続。米国では一般的な考えであったが、近年多発している自然災害の影響もあり、日本でも急速に普及しつつある。

BCPで策定する内容

BCPでは、従来の防災計画(災害情報収集・従業員の安否情報確認等)に加え、下記3点を策定する必要があります。

  • 優先業務の特定
  • 優先業務の復旧時間の設定
  • 代替手段の業務継続方法(業務の文書化)

BCPのプロセス

BCPでは、下記のプロセスを検討する必要があります。

  • 災害対策本部の設置
  • 代替システム等への運用切り替え
  • 代替オフィス等への移動
  • 災害完全復旧後の事業継続

このページに関するお問い合わせ

東京都総務局総合防災部防災管理課
電話:03-5388-2453
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