駅前滞留者対策訓練の様子 八王子駅(八王子市)

八王子駅周辺の状況

想定

滞留者:約8.5万人(うち帰宅困難者: 約1.7万人)

平成18年5月「首都直下地震による東京都の被害想定報告書」による

地域特性

  • 東京西部における東西南北交通の結節点駅(鉄道2事業者7路線、バス3事業者)
    鉄道乗降客:1日あたり約22万5千人
  • 緊急交通路(国道20号)が存在
  • 駅を中心に放射状に商店(街)が広がっており、大規模商業施設と小規模商店が共存
  • 駅周辺に複数の医療機関が存在
  • 八王子駅を最寄駅とする大学・団地が多数あり、駅周辺は多数の買い物客などで賑わう

八王子駅周辺の地図

地域特性等を踏まえた訓練の実施

八王子駅周辺滞留者対策訓練

訓練概要

  • 主体:八王子駅周辺滞留者対策推進協議会
  • 訓練日:平成22年11月23日(火曜日・祝日) 午前9時から正午
  • 参加者:約3,000人

主な訓練内容

災害情報の受発信

  • 情報拠点の設置
  • 大型ビジョン、放送設備・資器材等の活用
  • 情報板を複数箇所設置し、滞留者へ情報を提供

一時待機及び誘導

  • 各事業所内での一時待機
  • 路上の滞留者を幅員の広い道路や地下広場へ誘導
  • 災害時要援護者をホテル・バス内で一時保護

負傷者対応

  • 保健所に救護所を設置し、トリアージを実施
  • 重症者を医療機関へ搬送

徒歩帰宅者支援及び帰宅困難者支援

  • 安全確認後、時差帰宅を実施
  • 沿道の都立高校に帰宅支援ステーション及び赤十字エイドステーションを立ち上げ
  • 帰宅困難者向けに一時収容場所(仮宿泊所)を提供

滞留者(帰宅困難者)によるボランティア活動

  • 滞留者同士による救命活動を実施
  • 帰宅困難者が避難所で地域住民を支援
大型ビジョンによる情報提供の写真
大型ビジョンによる情報提供
バス車内での一時待機(要援護者)の写真
バス車内での一時待機(要援護者)
帰宅支援ステーション・赤十字エイドステーションの写真
帰宅支援ステーション・赤十字エイドステーション
滞留者による負傷者搬送の様子の写真
滞留者による負傷者搬送の様子

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東京都総務局総合防災部防災管理課
電話:03-5388-2453
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