降雪時の行動のポイント

徒歩で移動する場合

降雪時や降雪後は、道路が大変滑りやすくなるので、外出する場合は滑りにくい長靴などを履き、小さな歩幅で歩く、靴の裏全体を路面につけて歩くなど、足元に十分注意しましょう。転んだときの怪我の予防のために、帽子をかぶる、手袋をするなど、身に着けるものを工夫することも安全対策の一つです。

滑りやすい場所

横断歩道の白線の上

白線部は、乾いているように見えても薄い氷膜ができて、滑りやすくなっている場合があります。

車の出入りのある歩道(駐車場の出入口、ガソリンスタンドなど)

出入りする車のタイヤで路面上の氷が磨かれ、非常に滑りやすくなっている場合があります。

バスやタクシーの乗り場

多くの人で踏み固められて滑りやすくなっている場合があります。乗り場の路面状態を確認しながら歩きましょう。また、歩道と車道との段差にも注意しましょう。

坂道

坂道は、上るときよりも下るときの方が滑って転びやすく危険です。下るときは特に注意しましょう。

出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/setsugai.html

自動車を利用する場合

自動車の利用は控え、やむを得ず運転の必要がある場合には、チェーンを早めに装着し、スコップ等の雪道走行に必要な物品を備え、普段の倍以上の車間距離をとり、急ブレーキや急ハンドルは厳禁です。

雪道走行に必要な物品

  • タイヤチェーン
  • スコップ
  • 手袋
  • ブースターケーブル
  • 携帯電話
  • 懐中電灯
  • 停止指示板
  • けん引ロープ

特に注意すべき場所

1.カーブの手前:カーブ手前は減速し、急ハンドル・急ブレーキは厳禁!2.橋の上:吹きさらしの風で凍結が多い。スリップに気を付けて。3.長い下り坂:知らぬ間にスピードが出ている。スピードダウンと車間距離を。4.トンネルの出入り口:風が強く、突然の降雪も。トンネル内は凍結しやすい。5.日陰の路面:日陰になっているところは、気温が低く凍結しやすい。6.インターチェンジ出口:インターチェンジ出口の手前は十分に減速し、ランプに進入する。
(NEXCO東日本より)

鉄道を利用する場合

降雪時は、運転休止やダイヤの乱れ、駅の入場規制が行われる場合があり、通勤や通学などに影響が出ることがあります。鉄道の運行情報などを、こまめにチェックしましょう。

除雪・雪下ろしの注意点

除雪や雪下ろしは、命綱やヘルメット、滑りにくい靴を着用して必ず二人以上で行いましょう。晴れの日は屋根の雪が緩むので、落雪に注意しましょう。

学校における臨時休業・始業繰下げ等

気象情報や公共交通機関の運行状況等を勘案し、学校長が判断の上、臨時休業や始業繰下げ等が行われる場合がありますので、登校に当たっては各学校の指示等にご注意ください。

このページに関するお問い合わせ

東京都総務局総合防災部防災管理課
電話:03-5388-2453
メールアドレス:S0000040(at)section.metro.tokyo.jp (at)を@に変えて送信して下さい。

ID 1006150