東京都・神津島村合同総合防災訓練(平成24年度)

場所:神津島村役場、前浜海岸、神津島空港など
日時:平成24年11月1日(木曜日)

平成24年度 東京都・神津島村合同総合防災訓練の実施について

東京都は、神津島村と合同で、地震災害、津波災害を想定した実働型訓練を平成24年11月1日(木曜日)に実施しました。

1.訓練の概要

  • 医療救護班によるトリアージ等の初期医療救護活動
  • 電気、水道、通信等ライフラインの応急復旧
  • 展示・体験

訓練名

平成24年度東京都・神津島村合同総合防災訓練

目的

島しょに到来が想定される高い津波や地震による災害から住民の生命を守るため、避難を中心とした訓練を実施し、神津島村住民の防災意識と防災行動力の強化を図る。

実施日時

平成24年11月1日(木曜日)午前9時から午後2時30分まで

想定

  • 南海トラフを震源とする大規模な地震を想定
  • マグニチュード9.1、神津島村の震度5強、最大津波高25メートル、最短到達時間11分と想定

参加規模等

東京都、神津島村、警視庁、東京消防庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、海上保安庁、在日米軍、ライフライン機関、消防団、住民等 約1,500名

主な訓練会場

島内全域
  • 地震による津波の発生を想定した高所への住民避難
  • 観光客を想定した高所への避難誘導
神津小学校
  • 高所へ一時避難した住民等の避難場所への誘導
  • 展示・体験、炊き出し
多幸湾多目的広場
  • 空路を活用した部隊投入訓練
神津島空港
  • 在日米海軍ヘリコプターによる物資輸送
よたね広場
  • 関係機関が連携した倒壊家屋等からの救出・救助
生きがい健康センター
  • ヘリコプターによるホイスト救助
まっちゃーれセンター
  • ヘリコプターによるホイスト救助
前浜海岸
  • ヘリコプター及び船舶等による海難救助

平成24年度 東京都・神津島村合同総合防災訓練の様子(概要)

東京都は、神津島村と合同で、南海トラフ地震を想定した実働型訓練を平成24年11月1日(木曜日)に実施しました。

1.実施規模

約1,500名

2.神津島村避難誘導訓練

神津島村は、大規模地震対策特別措置法第3条の規定に基づき、東海地震の地震防災対策強化地域に指定されており、指定を受けて以来、地震・津波被害を想定した避難誘導訓練を実施してきました。 東京都との合同訓練となった今回も、午前9時10分に南海トラフで地震が発生したの想定の下、防災無線等を活用しての村民への避難勧告発令、その後の指定避難所への避難誘導等を実施しました。

写真:防護頭巾をかぶって訓練する園児たち
住民避難訓練
写真:小学校の校庭へ集まる住民の様子
小学校への避難の様子(神津小学校)

3.現地災害対策本部審議訓練

島しょ地域において大規模な災害が発生した場合、現地被害状況の把握及び対応方針の検討のため、現地災害対策本部を設置することとなっています。 今回の訓練においても、神津島村役場内に東京都現地対策本部を設置し、神津島村災害対策本部長参加のもと審議訓練を行うことで、関係機関との情報共有を図り、より迅速な応急対策活動のため、東京都災害対策本部長より指示を伝達しました。

写真:当日の様子1
本部審議訓練全景
写真:当日の様子2
本部長より指示伝達

4.部隊投入訓練

海を隔てた島しょ地域における災害時には、各防災機関の人員・車輌・資機材等をいかにして迅速に被災地へ派遣するかがポイントとなります。 今回の訓練では、航空自衛隊のヘリコプター「CH-47」により陸上自衛隊・警視庁・東京消防庁の救助部隊を本土から搬送し、島内に投入した後に救出救助活動を展開しました。

写真:CH-47から降りてくる救助隊の様子
航空自衛隊「CH-47」による救助部隊投入
写真:ヘルメットをかぶり、リュックを背負う隊員たち
部隊整列の様子

5.救出救助訓練

島において大規模災害が発生した場合、島内防災機関のみでの対応には限界もあり、島外からの支援が不可欠なります。 今回の訓練では、津波により建物内に取り残された被災者を救出するため、東京消防庁・警視庁のヘリコプターがまっちゃーれセンター・生きがい健康センターにてホイスト救助を実施しました。また、よたね広場では、多数の家屋倒壊が発生しているとの想定のもと、島内・島外防災機関が連携して救出救助活動を展開しました。

写真:ヘリコプターからワイヤーが釣り下がっている様子
ホイスト救助(東京消防庁)
写真:ヘリコプターから釣り下がったワイヤーに体を固定する隊員の様子
ホイスト救助(警視庁)
写真:バイクに乗り指導をする様子
バイク隊進出(東京消防庁・陸上自衛隊)
写真:家の中から負傷者を運び出す訓練の様子
消防団による救出救助活動

写真:家を捜索する警備犬
警視庁警備犬による捜索活動
写真:高所から負傷者を降ろす訓練をする様子
負傷者救助(警視庁)

写真:負傷者を担架に乗せる様子
負傷者救助(陸上自衛隊)
写真:放水する消防隊員
延焼阻止訓練(消防団)

6.住民による自助・共助訓練

大規模地震発生後、公的機関の救助部隊が到着するまでの間、一刻も早い住民同士での救助活動が必要となります。今回の訓練では、東京消防庁の指導のもと、地元の高校生を対象として、ジャッキ・物干し竿等の身近な資機材を使用した救助訓練、搬送訓練を実施しました。

写真:住民に説明をする男性
東京消防庁による指導風景
写真:建物の下敷きになっている人を救助訓練する様子
ジャッキを使用した救出救助
写真:布と物干し竿で担架を作る人たち
応急担架の作成
写真:協力しあって救出訓練をする人たち
チーム別での救出・搬送実施

7.医療救護班活動訓練

災害発生時には負傷者に対する医療救護活動が不可欠です。医療関係機関による公助のほか、住民自身が自助・共助の実践力を身につけるには、応急技術を学ぶと共に、災害医療の現場を模擬体験しておくことが重要となります。 今回の訓練では、よたね広場に医療救護班を設置して大規模な医療救護活動を実施したほか、島内の高校生・中学生を対象に担架搬送の体験やAED学習訓練を実施しました。

写真:重症度別負債者用テント
負傷者のトリアージ
写真:医師と看護師が救助訓練する様子
応急処置訓練
写真:負傷者をテントに運び入れる
救出救助活動と連携した負傷者搬送
写真:AEDの講習を受ける子供たち
学生向けAED講習

8.展示・体験、応急復旧訓練

防災関係機関による展示・体験、応急復旧訓練をよたね広場及び神津小学校校庭、神津港の3箇所で実施しました。 主として展示ブースはよたね広場に配置し、避難生活に関わる炊き出しや応急給水訓練等については神津小学校で行ないました。また、機材の都合上よたね広場や神津小学校での実施が難しい起震車による災害時の様子の疑似体験や、陸上自衛隊車輌によるカレーの炊き出しは神津港で行い、大変好評を博しました。

写真:展示の様子1
警視庁展示ブース
写真:災害ダイアルを体験している人たち
NTT東日本展示ブース
写真:炊き出しの様子
日本赤十字社による炊き出し
写真:大きな鍋でカレーを作る男性
陸上自衛隊によるカレーの炊き出し
写真:給水訓練の様子
応急給水訓練(水道局)

9.海難救助訓練

島しょ地域は四方を海に囲まれていることから、常に津波による危険にさらされており、これへの対策は万全を尽くす必要があります。 今回の訓練では、津波により多数の村民・観光客が前浜海岸沖合いにさらわれたとの想定のもと、警視庁・東京消防庁・海上自衛隊・海上保安庁の4機関が連携して漂流者を救助する訓練を実施しました。

写真:ヘリコプターからのびたワイヤーで救助される様子1
海上保安庁ヘリによる海面漂流者ホイスト救助の写真
写真:救命ボートで遭難者を救助する様子
警視庁救命ボートによる海面漂流者救助

写真:ヘリコプターからのびたワイヤーで救助される様子2
東京消防庁ヘリによる海面漂流者ホイスト救助
写真:ヘリコプターからのびたワイヤーで救助される様子3
警視庁ヘリによる海面漂流者救助
写真:海辺から海に向かって信号を送る隊員
救命索による海面漂流者救助(警視庁)
写真:海辺からロープを使って救助訓練する様子
救命索による海面漂流者救助(警視庁)

10.物資輸送訓練

島しょ地域において大規模災害が発生した場合、内地より多数の支援物資をヘリコプターや船舶を活用して搬送することが想定されます。 今回の訓練では、東京都トラック協会の協力により倉庫より運び出した支援物資を海上自衛隊及び在日米海軍の基地へ搬送し、海路・空路を活用して搬送しました。在日米軍の島しょ防災訓練への参加はこれが初となります。

写真:トラックから救援物資を降ろす男性たち
東京都トラック協会による支援物資の搬送(内地)
写真:海を走行する米海軍補給艦
米海軍補給艦による支援活動
写真:ヘリコプターから荷物を降ろす様子
海上自衛隊による支援物資の吊り降ろし支援

このページに関するお問い合わせ

東京都総務局総合防災部防災管理課
電話:03-5388-2453
メールアドレス:S0000040(at)section.metro.tokyo.jp (at)を@に変えて送信して下さい。

ID 1000376