大規模テロ災害対処訓練(平成21年度)
場所:東京都庁
日時:平成21年11月10日(火曜日)
平成21年度 大規模テロ災害対処訓練の様子
平成21年11月10日(火曜日)、東京都は、東京都国民保護計画に基づく国民保護訓練として、政府、特別区、関係機関及び事業者と共同して「大規模テロ災害対処訓練」を実施しました。
本訓練は、生物剤(炭疽菌)によるテロ災害を想定し、災害発生時における救護や避難、広報等(国民保護措置)の検討並びに国、都、各区及び各機関の連携の強化を行うこと目的としたものです。
1. 特徴
- 炭疽菌によるテロ災害を想定した自治体初の訓練
- 国と東京都及び関係区との間における情報伝達方式を確認
- 周辺滞留者等の避難実施に向けた情報収集、状況判断及び意思決定等の対処を訓練
2. 実施規模
- 参加機関(団体):18機関(団体)
- 参加人員:約230名
3. 図上訓練
統裁部(コントローラー)が付与する各種状況に基づき、演習部(プレイヤー)が各々の役割に応じて調整・措置を行う「ロールプレーイング方式」により、炭疽菌散布というテロが発生した場合の各機関(団体)の対応策について、具体的に検討しました。
4. 関係区との情報伝達訓練
テレビ会議システムを活用し、関係区に対して対処に必要な措置に関する情報伝達訓練を行いました。
5. 合同対策協議会を開催
政府、都及び関係機関の出席によりそれぞれの実施する国民保護措置について相互に協力を行う場である合同対策協議会において、都の現状経過を報告するとともに、政府から対処方法についてのアドバイスや支援に関する説明を受けるなど、今後の被災者救援等の対応方針について調整を行いました。
5. 事後検討会を実施
全ての訓練参加機関が出席し、訓練によって得られた成果や明らかになった課題について総括を行うとともに、今後の訓練や災害発生時の対処のあり方について検討を行いました。
このページに関するお問い合わせ
東京都総務局総合防災部防災管理課
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