東京都・足立区合同総合防災訓練(平成18年度)
場所:都立舎人公園、西新井橋・千住新橋周辺、花畑・六町地区周辺、北千住駅周辺、東京港臨海部ほか、横田基地、赤坂プレスセンター
日時:平成18年9月1日(金曜日)
平成18年度 東京都・足立区合同総合防災訓練の実施について
1. 訓練の概要
訓練名
平成18年度東京都・足立区合同総合防災訓練
目的
- 震災発生直後における自助、共助、公助体制確立の促進
- 行政及び各防災機関の実践的な訓練の実施により、災害対応能力の向上を図る
実施日時
平成18年8月31日(木曜日)夜間訓練(概ね午後8時から午後10時)
平成18年9月1日(金曜日)昼間訓練(概ね午前9時から午後2時)
統一テーマ
「連携」
訓練の特徴
- 政府及び八都県市による支援(救援隊派遣、物資・人員輸送等)
- 被災地における救援活動拠点の設置及び現地調整訓練
- 東京都区部における都県境相互連携
- 河川域及び海上を活用した連携訓練
- 外国からの支援隊等の受け入れ及び連携訓練
足立区内の訓練会場
都立舎人公園
大規模救援活動拠点設置訓練、拠点へのアクセス路確保訓練、現地調整訓練、応急給食、物資拠点訓練、各種展示・体験訓練、ほか
西新井橋・千住新橋周辺
河川域を活用した訓練、大規模災害医療連携訓練、救護訓練、各種展示・体験訓練、応急給食、帰宅困難者代替輸送訓練、被災情報提供訓練、ライフライン復旧訓練、ほか
花畑・六町地区周辺
避難所設置運営訓練(トイレ対策、給食、避難者名簿作成等)、都県境緊急輸送訓練、徒歩帰宅及び誘導訓練、災害時要援護者支援訓練、避難所運営(夜間)訓練、ほか
北千住駅周辺
駅構内等避難誘導、駅滞留者避難誘導、エレベーター閉じ込救助、高層ビル等救助訓練、事業者防災協議会による訓練、ほか
その他の連携会場
東京港臨海部ほか
海上からの各種被災地支援訓練(物資輸送・帰宅困難者輸送)など
横田基地
広域応援輸送、重篤者搬送(横田基地周辺5市1町参加)など
赤坂プレスセンター
災害拠点病院への重篤者ヘリ搬送訓練
平成18年度 東京都・足立区合同総合防災訓練の様子
平成18年9月1日(金曜日)に、東京都は足立区と合同で総合防災訓練を実施しました。
この訓練では、震災発災直後における自助、共助体制の推進と相互に連携した活動訓練の実施による応急対応の能力向上を目指しました。
1. 実施規模
参加機関(団体):約270機関(団体)
参加人員:約57,000名
2. 広域応援体制の強化を目的とした訓練
政府、八都県市、各防災機関等と連携した本部審議訓練では、足立区及び都から国に対して各種支援要請を行うことを想定し、情報通信機器を活用した被災情報の提供や、知事と総理大臣、知事と足立区長のテレビシステムによる協議を実施。また、政府緊急対策本部から派遣された防災副大臣、審議官が参加した都との合同会議を実施しました。
3. 被災地における現地調整訓練
災害時の救出救助、医療搬送、消火活動などの最優先すべき応急対応について、効果的な被災地内活動を行うための現地調整を東京都、足立区及び関係防災機関と合同で実施。この現地調整で、被災地内(足立区内)に活動拠点を設置し、通信手段の確保をした上で現地調整合同会議を行うなどにより情報の共有と応急対応における役割分担等の会議式訓練を行いました。
4. 大規模救出・救助活動拠点の検証及び実動訓練
首都直下震災時に東京都内の広範な被害の発生を想定し、都外からの広域支援活動を具体的に実施するための救助に関わる 活動拠点の確保・設置訓練を防災計画等に基づき実施しました。また、海外からの支援部隊の受入及び連携訓練を実施しました。
5. 空路及び海上からの支援
震災よる陸路遮断や都外からの広域支援を想定した航空機及び船舶艦艇等を活用した支援の実効性等について、実践的な訓練の取り組みを行いました。
6. 住民の防災意識の向上を目的とした訓練
「自分たちのまちは自分たちで守る」という共助の理念に基づいた地域の防災能力を高めるため、地域住民等が防災訓練に参加し、「災害に備える」ことの重要性を再認識できる機会となり、多くの住民、ボランティア団体等の参加した訓練を実施しました。
このページに関するお問い合わせ
東京都総務局総合防災部防災管理課
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