神津島村消防団
- 団員募集中
- 女性入団可
- 報酬、出動手当等の支給あり。被服等貸与あり
神津島村消防団データ
- 組織概要
1本部、3分団。 - 団員数
163人(うち女性16人) - 施設、装備
器具置場 4棟
水槽車 1台
ポンプ自動車 1台
小型動力ポンプ付積載車 6台
資機材車 1台
小型動力ポンプ 9台
トランシーバー 39台
神津島村消防団の紹介
神津島村消防団は昭和22年11月に発足しました。1島1村をなす本村の消防体制は、村内を道沿いに3分団に分割し、火災や自然災害時の出動はもとより、船舶等の海難事故の捜索情報伝達にも活躍し、冬期には、全男性団員により、一班7~8名の夜警班を編成し、村内の消防団詰め所(1か所)を拠点に火災予防のため夜警を実施しています。
神津島村は面積18.58平方キロメートル、周囲22キロメートルの比較的平地の少ない、起伏に富んだ形状をなしています。集落は一村一集落で本島の中央にそびえる天上山(海抜574.2メートル)の西側に肩を寄せ合うように約900戸の民家が密集。冬期には冬型気圧配置に因る西風が吹き荒れ、連日風速10メートル以上の風が吹き、一度火災が発生すると大惨事に至る恐れがあります。そのため、民家が密集する集落には消火栓や防火水槽が多く設置されています。
その他の特徴として、道を歩けば知った顔に会う狭い地域なので、常日頃から団員同士のコミュニケーションがとれています。災害が発生した時には高い団結力を見せます。
活動内容
火災、水害、捜索等における消防団活動
過去の活動事例として、火災発生時の消火活動、台風時の土嚢作りや復旧活動、震災時の避難誘導・復旧活動、海難事故の捜索活動などがあります。
警防活動
村内の消火栓点検、全村一斉消防査察、冬季夜間警戒活動などがあります。
定期教育訓練
東京都消防訓練所から教官を招き、年2回(春季・秋季)教育訓練を実施しています。
また、村で実施する全村民を対象とした避難訓練や、東京都と村と合同で実施する防災訓練などがあります。
消防出初式
消防団員の仕事始めの行事で、毎年1月16日に実施しています。また、出初式で実演する操法訓練を1週間前から実施しています。
消防団員の声
私が消防団に入ることとなったきっかけは、同じ職場の消防団員からの誘いでした。島外出身のため、消防団の活動について全く知りませんでしたが、説明を聞いたところ、仕事との両立が可能で、地域の人たちの役に立てる活動だと思い、入団を決めました。
入団して最初の年には出初式で小型ポンプ操法を行いました。式の前は訓練漬けの毎日でしたが、基本的な規律を覚えられたほか、団員としての意識も高めることができました。出初式以外には、年に2回教育訓練を行っており、その時は東京都消防訓練所から教官が来て、小型ポンプの使い方、救命講習、結索訓練など様々な分野の知識や技術を教えてくれます。実践的な訓練が多いため、スキルアップを実感することができ、訓練を重ねれば重ねるほど、活動の幅を広げ、質を上げていくことができます。また、訓練や夜間警戒活動を通して、団員同士コミュニケーションをとることが多いので、消防活動での団結力向上はもちろんのこと、活動以外でも頼れる知り合いができるきっかけになりました。
神津島村には消防署が無いため、村民の命と財産を災害から守る役割は消防団が担っています。万が一災害が発生した時は、団員としての役割を全うできるよう、今後も積極的に活動を続けていきたいと思います。
問い合わせ先
神津島空港消防所 04992-8-1314(直通)
このページに関するお問い合わせ
東京都総務局総合防災部
電話:03-5388-2457
メールアドレス:S0000040(at)section.metro.tokyo.jp (at)を@に変えて送信して下さい。