【12月1日から】都における今後のコロナ対策の基本的な考え方 質問と回答

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更新日 令和3年11月25日印刷

Q1:今後、東京都は、新型コロナウイルス感染症に対して、どのように対応していくのか。

A1:先般、国のコロナ分科会から、医療逼迫状況に重点を置いた5つのレベル分類が提言され、これを受け、国の基本的対処方針も見直されました。国の新たな考え方も踏まえた都の基本的な考え方は、以下のとおりです。
第一に、感染状況が落ち着いているこの機を捉え、「第6波」への備えを着実に進めていきます。大都市東京では、ひとたび感染が拡大すれば、医療のみならず、経済、ひいては都民生活にも大きな影響を及ぼすこととなるため、まだ慎重にコロナに対峙していく必要があります。
第二に、感染再拡大の兆候が見られる場合には、医療提供体制の拡充、都民・事業者への呼びかけ・要請等の感染防止対策の強化を「先手先手」で実施していきます。
第三に、社会経済活動の再生・回復に繋げていくためにも、万全な医療提供体制の整備と基本的感染防止対策の徹底を図ります。
今回、こうした考え方の下、都としてのレベルに応じた今後の対策の道筋や、レベル移行の目安をお示ししました。

Q2:今回示された「レベル」とはどのようなものか。

A2:先般、政府のコロナ分科会から、医療逼迫の状況に重点を置いた5つのレベル分類が提言されました。
これを踏まえ、都においても、医療逼迫の状況等を踏まえたレベルを定め、そのレベルに応じた感染防止対策等を進めていくこととしました。

Q3:現在、都は、どのレベルにあるのか。

A3:現在、都は、レベル1の状況にあります。

Q4:どのような状況になると、次のレベルへ移行するのか。

A4:レベルについては、都の医療逼迫の状況を踏まえ、その移行を判断します。レベル移行の目安は、次のとおりです。
レベル2への移行については、今後感染が再拡大し、「3週間後の病床使用率が確保病床数(6,891床)の約20%に到達」した時を、移行の目安とします。7日間平均の新規陽性者数でいうと、500人程度です。
同様に、新規陽性者数が700人程度となった時点を都独自に「レベル2.5」とし、先手を打って病床確保(6,891床)に向けて医療機関に要請していきます。
レベル3への移行については、「3週間後に必要とされる病床数が確保病床数(6,891床)に到達した場合⼜は病床使⽤率や重症病床使⽤率が50%を超えた場合を目安とします。
なお、レベル分類のための都の指標となる「病床使用率」、「重症者用病床使用率」等については、毎日、モニタリングし、公表します。

Q5:今後、都は、レベルに応じてどのような対策を講じていくのか。

A5:具体的な対策・要請内容については、感染状況等を踏まえ、専門家の意見も聞きながら、柔軟に決定していきます。レベルに応じた行動制限等の考え方、レベルごとに想定される措置等の例は、以下のとおりです。
【レベル1】
引き続き、基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけながら、可能な限り社会経済活動を推進していきます。
たとえば、飲食店(認証店)に対しては、基本的感染防止対策の徹底、人数制限の協力を依頼します。
【レベル2】
医療逼迫の状況を注視し、社会経済活動を継続するとともに、感染拡大の警戒を呼び掛けていきます。
たとえば、飲食店(認証店)に対しては、人数制限等を要請します。
【レベル2.5】
感染拡大傾向が継続し、医療逼迫が懸念される場合は、先手を打って都民・事業者に強い呼びかけや要請等を行います。
たとえば、飲食店(認証店)に対しては、営業時間の短縮、人数制限等を要請します。
【レベル3】
都民・事業者への行動制限を実施します。
たとえば、飲食店(認証店)に対しては、営業時間の短縮、酒類提供の制限、人数制限等を要請します。
【レベル4】
最も厳格な行動制限を実施します。
たとえば、飲食店(認証店)に対しては、休業等を要請します。

このページに関するお問い合わせ

《東京都緊急事態措置等相談センター》
電話番号:03-5388-0567
開設時間:9時から19時まで(土日祝日含む毎日)
※おかけ間違いにご注意ください。

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